君のためなら死ねる

電車男

ということで電車男読了。

最初この本の話を聞いたときは
「感動のラブストーリー？
どうせどこかの誰かが２ちゃんネタで儲けようと作ったヨタ話でしょー？
なんかすごい勢いで売れてるみたいなのが怪しいし、みんな一杯のかけそば
みたいに騙されてるんじゃないのー？」
と穿った見方をしてました。

ごめんなさい。

実際読んでみたら面白かったです。
実話だとかネタとかそういうの関係無しに物語の展開に引きずり込まれました。

実話だったらすごいし、ネタだったらもっとすごい。
小説という散文形式ではなく、掲示板のログという形式でこんな話を作ろうと
思ったならそのアイデアは天才的だと思います。

でも「感動のラブストーリー」というよりは

「電車男とゆかいなスレ住人」

って感じですよね。

電車男の話よりそれに対する住人の反応の方が見所（笑い所）のような気がしました。