萌えるアキバが日本を変える

最近はアキバ系と呼ばれるアニメ・ゲーム好きヲタクを対象に新しい
ビジネスモデルを作り上げようとする動きが活発のようだ。


そういえば先日「なぜ売れる?アキバ系商売のしくみ」(ISBN:4757302282)
という本を読んでみたのだがこれがすごかった。
amazonのレビューでもコキおろされているが、オタク市場に関する適切な分析を
見せる一方で、消費者であるオタクを「心が壊れやすい」「社会経験に乏しい」
と説明する。


まあ、一部にそういう人がいることは否定しないが、たいていのオタクは
まっとうな社会生活を営んでる。


どうも著者には
・オタクビジネスはまっとうに働いている社会人オタクの豊潤な資金が支えている
・オタクビジネスの生産者側も程度の差はあれオタクである
という観点が無いようである。


ビジネス本はたまにこういうトンデモ理論があるから面白いね。